中国 大連

Taka

2006年07月12日 18:35



中国の大連へ出張してきました。

地図はこちら

今回は、取引業者さんとの親睦会。

以前の中国出張とは少し違った内容なのです。



空港です。

入国管理を経てロビーで別便で到着の人たちを待ちます。
その時間を利用してトイレに行っておこう。丁度トイレの前だし。

大の方の個室を見ると・・・うわぁ・・・。
とりあえず流してみます。
流れません。と言うか水が出ませんΣ( ̄ロ ̄;)

断念

天候は今年に入って2回目の雨と言うことで、自分の心が反映されたかのよう・・・先行きが思いやられます。

バスが到着したので、東京組(自分は大阪組)をバスで待つことに。

中国では日本語言う「人民元」という通貨です。
これは現在のレートで1元=14.9円程度です。

バスガイドが5000円分の元のパッケージを換金して回ります。
5000円=335元のはずがなぜか315元しか入っていません。
「おーい、足らないよ」
ほぼ全員の封筒には20元足らず、「おいおい」って感じが初っぱなから始まっています。

さて、この換金ですが、中国では最後に再交換とい制度があって、一旦日本円→人民元に換金した金額の半分しかもう一度換金できないのです。
ですから、換金したレシートは絶対に持っていないと、再交換できないのです。
一度つかんだ外貨は離さないぞと言う中国の意志がひしひしと伝わってくる制度です。

ついでに言いますと、ガイドから買った335元にレシートはありませんでした。

東京組の4人が到着して市内観光に出発。

最初に行ったのは・・・・どこかの港でしたね(^▽^; 忘れました。
雨降ってたし・・・

老虎灘海洋公園と言うところも行きましたが、誰一人バスから降りないので、そのまま通過(^▽^;
観光する気全くなしかよ!
ま、雨降ってたし・・・。

で到着したのはお土産屋。

うーむ・・・
絶賛発売中のこの本みたいな展開になってきたなぁ・・・。

さて、このお土産屋は2階から入って1階へ下りていくという感じで、2階は主に段通(絨毯)を実演販売しています。



まあ、すごいですが、高いぞ!!

もちろんだれも買いません(大阪組)
客引きに捕まっています(東京組)

さて、一階へ下りると
色々な商品に混じってロレックスのコピーやヴィトンのコピーが売っています。
こんなおおっぴらにやって良いのか!?

お、第一変なもの発見!

翡翠で出来たカエル。

「大連はウメの町ですから・・・」
というフレーズをガイドが乱発する。

「ふーん、梅か・・・梅干しでも名物なのかなぁ」

等と考えていたら

「大連はウメの町ですから、魚介類が美味しいですね。海岸線をドライブするのも良いと思います。」

「魚介類か・・・アタリ付きとかだったら怖いね。・・・ん?魚介類・・・梅の町・・・・」

「ウミの町かよ!!」

続いて訪れるのは大連港


ガイドはダイレンコって言ってたので湖かと思ったよ。( ´ー`)y-~~



ちなみに大連はダリアン読むのが中国読み。
元々ロシア語の「遠く」を指す言葉が語源らしいです。

ダリアンと聞いて、自分は頭に「666」と書いた男の子しか想像できませんでした。
そういや、オーメンまたやってますね。

中山広場

ロータリーになっていて、満州時代に日本が建てた建築物が沢山残っています。
日本なら文化財としてしっかり保護するところ、電光掲示板付けたりネオンを付けたりとケバケバしく変にいじってあります。
写真は、下の方に付いていたケバケバしいお土産屋(?)をフレームから追い出して撮っています。

やっとホテルへ到着です。
大連日航ホテルという日本のホテル。
大連にあっては最高級に近いホテルでしょう。
とにかく清潔でした。(ホントは中国の他の部分が汚すぎるんだけど)

ホテルの部屋から撮った路面電車


さて、形ばかりの総会を行いいよいよご飯です。


詳しくは画像↑をクリックしてね。

という感じでお食事も終わりました。

マッサージのお店へ行くことになって10人くらいで移動します。

マッサージやさんの名前は「湯本」ひらがなで「ゆもと」ってふりがなまで振ってありました。(^▽^;


マッサージとにかく痛い。
翌日も痛くてどうしようもないです。

11時過ぎにホテルへ戻るも、ビール1本くらい飲みたいねぇと、近くの怪しい店へ出掛けます。
ホテルのすぐ近くの怪しげなカラオケ屋です。
最初、なに屋かわからず入りました。
部屋に通されたらカラオケボックスのようでした。
ぬるいビール本とグラス2個。
まず店員が1個のグラスに30ccくらいビールを注ぎます。
「・・・?」
グラスに入ったビールをくるくる回して、もう一方のグラスへ移し替えます。
「・・・??」
そしてまたくるくる回して灰皿へ捨てました。

「ビールで洗ったんかいっ!!」

もうこんな国イヤ・・・・。

カラオケ屋の向かいにあった変な店

「性」って看板は・・・・どうよ?

さて翌日
自分は観光組のアテンドをします。と言ってもガイドも付くのでほぼ観光客の一員です。

場所は「旅順」と言うところ。日露戦争の激戦区です。

ちなみに、ここでトイレに行っておこうかと思い、入ってみたものの・・・・
断念!!
うう、汚すぎるよ。中国のトイレ事情


大日本帝国軍の砲弾


とにかく多くの日本兵が亡くなったそうです。



この隙間からマシンガンで日本兵を撃ったそうです。

ロシア軍の兵舎跡地です。


今も壁に残る銃弾の跡


この穴からマシンガンで狙っていたようです。


一方方向からの銃撃の結果、壁がこのように掘られたみたいです。


さて、次は有名な二百三高地へ

ここは観光スポットとして旅順では一番有名です。
映画にもなりました。
現在は植林もされ木々が茂っていますが、戦争当時ははげ山で、身を隠すところがなく、多くの戦死者を出したと言うことです。
バスは中腹に止まり、そこから歩いて登ります。
駐車場には籠屋(かごや)が沢山いて、往復100元で籠で山頂まで行ってくれます。
ガイド曰く、山頂まで約20分、結構な登りだそうです。

ちょっと悩むも、若いのに(この観光メンバーの中では最年少)と言われそうなので、ここはひとつ頑張って登ろう。

この籠屋のセールスがしつこい。登り初めて30mくらいついてくる。
「うるさい、あっちへ行け。登りでしんどいんやから・・・」
すでにしんどがってるし・・・・。

観光組のお年寄り2名は早々にかごに乗って
「お先~♪」
と行ってしまいました。

登り初めて5分
籠屋に追いつく。

籠屋もう息が上がって休憩しています。
プロちゃうんか・・・。

途中に休憩所のようなものがありそこでつづら折りに登っているようだ。
先はまだまだ長いぞ。

と、曲がってみると50mと行かず山頂である。(*_*;

所要時間約7分。



この記念碑は二百三高地に落ちた弾の薬莢を日本に持ち帰り、精製して作ったため、八年の歳月が掛かったそうです。

二百三高地にある大砲


その説明文


日本文のアップ


えー、これ全部ウソだそうです。
大砲は昨年作られたそうです。

二百三高地にはこんな大砲はなかったそうです。
と、ガイドが言ってました。

調子に乗る中国人ご一行


これは本物の様ですが、時代が近代兵器です。
これも当時二百三高地にあったものではありませんね。

前回に引き続き、変なバイク特集。

本当にHONDA製か・・・?


これはトライクの一種か?


これも・・・?


ちなみにこれがナンバープレート


「B吉」だったらもっと笑えたのに

さて、観光に戻ります。

水師営会見所


ロシア軍の降伏で終了した日露戦争ですが、両国の代表である乃木将軍とステッセル将軍が会見した場所です。当時の様子を写真で見ることができます。なお、この建物は最近復元されたものです。
最近復元したものが多い中国です。(なかったものも復元するすごい技術。例の大虐殺もなかったものを復元した話なのでは?)

さてここでお昼ご飯
この隣には庶民的な定食屋さんみたいなのがあります。
えー、臭いです。もう生ゴミのような匂いが漂ってまいります。

キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
暑い中、店先に置かれた食材たち・・・



コヤツらが匂いの原因物質のようです。
しかもこれから食べようと言うときに、この光景は・・・。
キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
お魚の目がトロンと濁っております。

昼食も終わりましてバスはまた出発します。

さて、一行は大連市内へと戻って参りました。
地元のスーパーで見物です。

アサヒビールの販売促進?


活動進行中ってなんか怖いねぇ


さて、最後の観光地(と言うか、お土産屋だね)



お茶の実演販売です。
なんと日本円も使用可能。

今までこすっからく、全然買い物をしていない大阪組もここではついに財布のひもがゆるみます。
実に美味しいお茶でした。
でも、本当は薬用茶(高い)を売りたい店員さんの意に反して、自分が飲みたいと言って譲らなかったジャスミン茶(比較的安い)が飛ぶように売れてしまいました。

その後、頑丈な二重扉の撮影禁止部屋へ通された一行そこには

フランクミューラー、ロレックス、パネライ、ルイヴィトン、シャネル、エルメス、コーチ、フェラガモ、ハンティングワールド・・・etc

お茶屋がコピー商品を扱ってるよ!!

ヴィトンの長財布を冷やかしてみます。
「コレ、本物ソックリネ。自分が言わなければ、偽物ってワカニナイヨ。」って言ってた店員さん。
金具が紙で巻いて養生してあるのでそこを取らせて、金具の不出来を指摘すると
「アタリマエヨー、本物は10倍もスルネ。少しくらいちがうとこアルヨ!」
舌の根も乾かないうちにとはこのことである。

今回は観光組とゴルフ組に分かれておりまして、ゴルフ組の方が遅れております。

なんか前に韓国からのコンペが入っていて、ハーフ9ホールに3時間掛かっているとのこと。
しかもスタートも遅れてと言うことで、既に1時間スケジュールが押しています。

夜は大連一の海鮮料理屋さんを予約しております。
時間を1時間ずらしてもらうようにコーディネーターに依頼します。

ホテルで休憩すること1時間、お食事タイムです。



お食事については画像↑をクリックして下さい。

ホテルに帰り、部屋でまったり過ごすも、夜中にロビーにあるバーへ出掛けます。
軽くテキーラと生ビールを飲んで寝ることに。


さて、明けて最終日。

朝8時45分にチェックアウトその後免税店へ向かいます。

そこで見つけたのが、ハンコです。
なんと手彫りで1コ10分で仕上げます。( ̄□ ̄;)!!
すごい手の早さ。
で、1つ作ってもらいました。
水晶で。

象牙もありましたが、ワシントン条約で持って帰れません。
そんなものまで免税店で置くのかよ!!

と思っていると、横でバイアグラ売ってました。_| ̄|○

中国でバイアグラとコピー商品はお土産屋にはなくてはならないものらしいです。

その後、立ち寄ったのはスーパー・・・と言うかモールですね。

コピーDVDを買いました。

ちなみに、ちゃんと動かないものもありました。まぁ、5000円で25枚組ですから・・・。

なぜか、中国は地下にショッピングセンターが多く、地上には入り口だけ、地下2階とか言う意味不明な建物があります。公園の地下がスーパーだったり。

果物屋(?)の屋台 この地下にモール街が広がっている。




こんな原子炉っぽい建物発見。まさかな・・・(^▽^;


一行は空港へ向かいます。そして中国最後のお食事を頂きます。
と言うのも、飛行機の関係上、2時30分頃にならないと機内食が出ないため、軽食を食べましょうとコーディネーター。

この日の食事関係はこちらからどうぞ

軽食とは名ばかり。
恐ろしい量の料理が運び込まれてきます。
満腹です。

さて空港に着くと、チェックインと出国管理を経て空港内へ入ります。
そして免税品の引き取り作業

引き渡し所に行きますが、しまっています。
東京組の飛行機の搭乗時間が迫っています。
緊迫した空気の中、やっと荷物到着。
中国、侮り難し・・・。
気が抜けません。

東京組を見送り大阪組もいよいよ搭乗開始です。

席に着き、飛行機が動くのを待ちます。
が、一向に動く気配がありません。

機内放送があり、3~40分遅れると。
理由はなんか離陸許可が出ないとかなんとか・・・。
意味わからんし!!

飛行機は、1時間遅れで飛びました。(T_T)

機内食は3時30分頃に出ました。

税関では荷物開けられるし・・・。
なんも怪しいもん持ってないって!

ぽちっとお願いいたします。


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