2005年09月15日
BUCK #110 チタンコーティング
アメリカのファクトリーナイフ工房、バック社のベストセラー#110フォールディングハンターのチタンコーティングモデル。
両刃のような片刃で、変わった作りのナイフになっています。
「a」の裏面が「b」。見にくいですが、a面には研いで刃が付いているがb面は角度をつけていない。
変則的な片刃のこのナイフであるが、大変切れ味が良い。
片刃のブレードは食い込むようにしてものを切断していく。
真っ直ぐに切っても直刃の方へ切れ込みが曲がっていく。
特にこのナイフは通常であれば左利き用の片刃使用になっている。
(通常の片刃と違い、右手で使用する際にも違和感はさほど生じない)
通常片刃のナイフや鉈、包丁は、右利き用で刃を下に向けて右側を削り落とした形になっている。
それは食い込む方向が左下に向かって行くからである。
たとえば、木を切り倒すとき、右利きの人は右上から左下に向かって鉈を振り下ろす。
そのときに刃が逆に向いていると弾かれやすくなるし、食い込まない。
通常は下の図の通り食い込むように切れる。
しかしこのナイフ、あまり見かけない。
限定品って訳じゃなかったと思うんだけど。
Posted by Taka at 19:00│Comments(0)
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