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奈良は春日野の廣瀬神社で砂かけ祭という奇祭があると聞いて行ってきました。

毎年2月11日にここ廣瀬神社では砂かけ祭りが行われます。この祭りは豊かな実りを祈願する御田植祭（おんだまつり）で、大和の奇祭として有名です。日本書紀によると1300年前に天武天皇が在位4年（675）にこの地に水の神を祭り、五穀豊穣（じょう）を祈願する「大忌祭」（おおいみのまつり）をはじめたと伝えられており、これが現在の「砂かけ祭」になっているのだとか。
祭りの進行はというと、午前はこの神田に見立てた砂地でお田植え舞や、豊作舞などの奉納があり、そして午後から砂かけが始まります。砂地を田人と牛が太鼓の合図で参拝者が砂をかけます。逆に参拝者は田人と牛に向かって砂をかけ返すので、周辺はすさまじい砂が舞います。この砂が舞えば舞うほどその年は豊作なんだそうです。春日野奈良観光ＨＰより



正直ここまですさまじいと思っていませんでした。
嫁と娘はレインウェアで完全装備
　

自分は遠目から望遠で狙おうと脚立に登って軽装備でいたら・・・
その場所はあまり砂をかけない場所らしく、軽装備の地元の人などもいたのですが・・・

結局、エキサイトした田人と牛の猛攻に遭い砂だらけに・・・


白い装束が田人


エキサイトしてます。


牛の登場


牛は黒装束


5分闘って(?)少し休憩それが約10回ほど繰り返されます。
休憩中の地元のお子さん


この牛の一撃をもろに食らった(--;)




ん？　この反撃している右下の赤いのは・・・うちのちび(^▽^;

最後は神田に見立てた箇所を熊手でならして、田植えの神事が執り行われます。


巫女さんの登場


松葉を苗に見立てて置いてゆきます。

そして巫女さんの退場と共に・・・
群衆が襲いかかるようにしてその松葉を争奪(ﾟﾛﾟ)ギョェ
自分は油断していたというか、そんな攻防が待ち受けているとは知らず、カメラも構えていませんでした。
ものの５秒ほどで松葉はなくなりました。

その後、神田跡地に櫓が持ち込まれ、そこから松を苗に見立てた松苗と田餅を撒き行事は終了しました。
この松苗本来、田に供えて田を守るものらしいのですが、玄関に飾ると家を守ると言われております。
我が家も６つゲット。
田餅は薄く切った餅に「田」や「福」と書かれており、これを食べると一年無病息災なそうです。
田餅は４つゲットしました。田餅は食べちゃったので・・・

玄関先の松苗の写真で締めたいと思います。