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東京・秋葉原の無差別殺傷事件を受け、ダガーナイフなど殺傷能力の高い刃物について、警察庁が所持禁止に向けた規制強化に乗り出した。これまで九州でも県条例などで刃物の携帯などを一部規制してきたが、殺傷能力に着目して所持を禁止するような規定はなかった。ただ、店側からは「犯罪防止にどれくらい効果があるのか」と疑問の声も出ている。

　刃物や鉄棒などについては、熊本県が迷惑防止条例で「不安を覚えさせるような方法」での携帯を禁じている。銃刀法でも、刃の長さ１５センチ以上の刀剣類について許可なく所持することを禁じているが、いずれもダガーナイフなど殺傷能力に絞った規定はない。

　一方で各県は、１８歳未満に対する刃物の販売を規制してきた。福岡県は青少年健全育成条例でサバイバルナイフなどを有害指定。鹿児島県も同様の条例を基に年１回、販売店を立ち入り調査。今年も７月から実施する予定で、特にダガーナイフに留意するという。

　ただ、実際にダガーナイフを取り扱う店は少なく、目立った自主規制の動きはない。長崎市のミリタリーショップ店主は「バタフライナイフが社会問題化してからナイフ類は売れない」。佐賀市の銃砲店も類似した両刃のナイフをそろえているものの、ここ数年、販売実績はないという。

　魚の内臓を取り除くナイフを販売している福岡県久留米市の釣具店の男性店主（６６）は「ナイフや包丁は生活必需品。事件が起こるのは道具の問題ではなく、人の問題ではないか」と指摘した。

相変わらずお賢い警視庁様は、殺人が起こると道具のせいにするようです。

正直な話、ダガーがキャンプに必要かと言えばそうでもない気がしますが、道具は使う人によってその危険性は変わります。
刃渡り１５センチのダガーより、出刃包丁の方が殺傷能力が高いですが、その辺りはどうする気でしょうか？

今回の事件が出刃包丁で犯されたのなら、どうしたんでしょうね。

案外、料理に便利な刃渡り８センチのうちのダガーも所持禁止対象でしょうね。



肉料理で筋を切ったり、ローストビーフにニンニクを埋め込む穴を開けたりと重宝している一本です。

まったく、バタフライナイフ事件の時と言い、今回の件と言い、道具さえ規制すれば世論が黙ると思っているバカ共には付ける薬がないですね。

あ、バカがもう一人いましたよ。
東京・秋葉原で１７人が殺傷された事件に絡み、刃物の生産地として知られる岐阜県関市の「岐阜県関刃物産業連合会」（北村正敏会長）が、凶器として使用されたダガーナイフ（短剣）の国内向け生産と輸入を中止する方針を固めた。１２日の運営委員会で正式決定する。警察庁などの関係省庁に銃刀法の改正や輸入禁止の措置を求めることにしており、北村会長は「ダガーナイフは日本では必要がない」と話している。

必要ある・なしの問題なのでしょうか？

繰り返しますが、道具が悪いのではなく、使う人間が悪いのです。
世の中には必要のないものが沢山ありますが、それは文化と呼ばれるものだと自分は思います。

殺人罪に罰則強化をするべきではないのかと自分は考えます。